米外為市場サマリー:米財務長官発言を受け一時143円50銭台に上伸


 23日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円45銭前後と前日と比べて1円90銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円35銭前後と同65銭程度のユーロ高・円安だった。

 トランプ米大統領が22日、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の解任を否定したほか、中国への関税は145%にならないとの見解を示したことで、FRBの独立性が維持されるとの安心感や米中貿易摩擦が緩和されるとの期待感が高まった。加えて、この日に米S&Pグローバルが発表した4月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値や米商務省が発表した3月の新築住宅販売件数が市場予想を上回ったこともドル買いを後押し。ベッセント米財務長官が「日本との2国間貿易協議で特定の通貨目標は念頭にない」と述べたことが伝わるとドル買い・円売りが一段と活発化し、ドル円相場は一時143円57銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1316ドル前後と前日に比べて0.0105ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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