外為サマリー:142円台後半で推移、日米財務相会合控え方向感欠く


 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円79銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭強のドル高・円安となっている。

 ベッセント米財務長官は23日、「日本との2国間貿易協議で特定の通貨目標は念頭にない」と述べ、日本が円安是正を迫られるとの思惑が後退した。ただ、ベッセント米財務長官と加藤勝信財務相が24日にも会談する見通しであることから積極的にはドル買い・円売りに動きにくく、朝方に143円台前半で推移していたドル円相場は伸び悩み。トランプ米大統領が23日、金利を過度に高く維持しているとしてパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長に電話で連絡を取る可能性を示唆し、中央銀行の独立性を巡る不透明感が再燃したこともあり、午前11時30分すぎには142円60銭近辺まで押される場面があった。その後はやや持ち直したものの上値は重く、午後は日米財務相会合にらみといった様相のなか142円台後半で方向感なく推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1336ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=161円87銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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