東京株式(前引け)=続伸、主力株買われ3万5000円台回復


 24日前引けの日経平均株価は前営業日比375円78銭高の3万5244円41銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は9億381万株、売買代金概算は2兆597億円。値上がり銘柄数は897、対して値下がり銘柄数は697、変わらずは41銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日に続きリスク選好の地合いが続き、日経平均株価は3万5000円台を回復した。前日の欧州株市場が全面高だったほか、米国株市場でもNYダウが一時1100ドルを超える上昇をみせるなど買い戻しが加速したことで、この流れを引き継ぎ、大型株中心に幅広い銘柄が買われた。ただ、外国為替市場では取引時間中にドル高・円安が一服しており、その分全体相場の上値を重くした。内需株が利食われ、値上がり銘柄数は全体の55%にとどまっている。

 個別ではディスコ<6146.T>、フジクラ<5803.T>が高く、トヨタ自動車<7203.T>も買われた。ソフトバンクグループ<9984.T>も値を上げた。三菱重工業<7011.T>、川崎重工業<7012.T>など防衛関連が上昇、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも上値を追った。このほか、野村マイクロ・サイエンス<6254.T>、レノバ<9519.T>などが値を飛ばしている。半面、ニトリホールディングス<9843.T>が安く、良品計画<7453.T>も軟調。フジ・メディア・ホールディングス<4676.T>も下落。クオールホールディングス<3034.T>が急落、KOA<6999.T>も大幅に水準を切り下げた。

出所:MINKABU PRESS


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