午前:債券サマリー 先物は反落、長期金利は1.340%に上昇


 25日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反落した。総務省がこの日発表した東京都区部の4月の消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比3.4%の上昇となった。市場予想を上回る伸びとなり、日銀の追加利上げの可能性が意識され、債券売りを誘った。

 前日の米国市場では米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事がインタビューで、労働市場が悪化した場合に利下げに踏み切る可能性について示唆した。利下げ観測が広がるなか、米長期債相場は上昇(金利は低下)した。

 日銀は25日、定例の国債買い入れオペを4本、通告した。対象は「残存期間3年超5年以下」と「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」と物価連動債。オファー額は予定通りとなった。

 先物6月限は前営業日比32銭安の140円37銭で午前の取引を終了した。新発10年債利回り(長期金利)は同0.030ポイント高い1.340%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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