さくらネットが後場急落、積極投資響き26年3月期は減益見通し


 さくらインターネット<3778.T>が後場に入り急落しマイナスに転じている。午前11時30分ごろに発表した26年3月期業績予想で、営業利益38億円(前期比8.3%減)と減益を見込むことが嫌気されている。

 新たに「H200」「B200」の提供を開始することでGPUクラウドサービスの成長を見込み、売上高は404億円(前期比28.6%増)を見込む。一方、GPU基盤への大規模投資を継続することに加えて、ガバメントクラウド正式認定の要件充足と将来のパブリッククラウド市場シェア拡大に向けたサービス強化や市場開拓の加速を推進する人材の採用などへの投資が利益を圧迫し減益を余儀なくされる見通しだ。なお、年間配当予想は前期比1円増の5円を予定している。

 同時に発表した25年3月期決算は、売上高314億1200万円(前の期比43.9%増)、営業利益41億4500万円(同4.7倍)だった。24年1月に提供を開始したGPUクラウドサービスが新たな収益の柱に成長。クラウドサービスの成&#12199;やグループ会社の大型案件獲得なども寄与し営業利益は過去最高益を更新した。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。