十六FGが業績増額修正好感し大幅高に買われる、連携・再編思惑で地銀株全般に投資資金が還流


 十六フィナンシャルグループ<7380.T>は日経平均が値を消すなか強調展開を維持、前日比160円高の4795円に買われた後も高値圏で利益確定売りをこなしている。25日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、経常利益は従来予想の275億円から312億円(前の期比12%増)に増額修正するとともに、前期年間配当を160円から180円に上方修正した。これが評価される形で投資資金の流入が継続している。PBRは0.4倍程度と極めて低い水準にあり、水準訂正余地が改めて意識された。また、同社株に限らずきょうは地銀株に上値を追う銘柄が多い。市場関係者は「地銀株は個別のファンダメンタルズというよりは、上がる時は一斉に上昇し、下がる時は一斉に軟化する傾向が強いが、きょうは買いのターンに入っている。地銀同士の連携や再編思惑が広がっており、全体相場が半導体や防衛関連株などに対する物色が一巡したところで、足もと資金が還流しやすいタイミングにあった」(中堅証券マーケットアナリスト)という声が聞かれた。

出所:MINKABU PRESS


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