<動意株・30日>(前引け)=Aiming、トーエネク、住友ファーマ


 Aiming<3911.T>=大幅高で新高値。28日取引終了後に1~3月期連結決算を発表。売上高が51億6800万円(前年同期比12.2%増)、営業損益が13億5200万円の黒字(前年同期1億4900万円の赤字)に転換して着地しており、これを好感した買いが集まっている。従来予想(売上高51億2700万円、営業損益が11億6900万円の黒字)から上振れして着地した。既存配信サービス全体で予想をわずかに上回ったほか、損益面では開発中のゲームタイトルの費用負担を清算したこと、業務委託費を抑制したことなどが寄与した。あわせて、競輪投票ポータル事業を手掛けるKPJ企画(東京都渋谷区)に出資することを明らかにした。

 トーエネック<1946.T>=急上昇。約1カ月ぶりにフシ目の4ケタ大台に突入した。中部電グループの電気工事大手で旺盛な民間設備投資需要と公共投資案件を取り込み、業績好調を維持している。今週明け28日に開示した26年3月期の営業利益は、前期比12%増の180億円予想と2ケタ成長でピーク利益更新基調が続く見通し。PERやPBRの割安さと相まって水準訂正狙いの買いを引き寄せている。また、好業績を背景に株主還元も強化し、前期配当を従来計画の40円に10円上乗せの50円(分割後修正値)とすることを発表した。また、今期は52円と更に増配を計画している。今期予想配当利回りは前営業日終値換算で5.2%に達し、インカムゲイン狙いの買いも株高を助長している。

 住友ファーマ<4506.T>=物色人気加速でストップ高。住友化学系の医薬品準大手で精神神経領域、がん、再生医療分野で実績を積み重ねている。今週明けの28日取引終了後に25年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の210億円から288億円(前の期は3548億5900万円の赤字)に増額した。北米で前立腺がん治療薬「オルゴビクス」などの売り上げが想定を上回り全体収益を押し上げている。これを材料に上値を見込んだ投資マネーが集中する格好となった。株式需給面では700円台は累積売買代金が少なく、上値の軽さが意識されやすい点もポイントとなっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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