29日の米株式市場の概況、NYダウ6日続伸 関税交渉横目に買い戻し続く


 29日の米株式市場では、NYダウが前日比300.03ドル高の4万0527.62ドルと6日続伸した。ベッセント米財務長官が関税を巡る他国との交渉に関して、早ければ今週中にも合意に達する国が出るとの見方を示した。投資家の過度な不安心理を和らげ、主力株への買い戻しを誘った。ラトニック商務長官は自動車・部品に対する追加関税の負担を軽減するための措置を発表したが、自動車株の反応は限定的なものとなった。

 ハネウェル<HON>が大幅高となり、メルク<MRK>やアムジェン<AMGN>、ウォルト・ディズニー<DIS>が堅調。ウェルズ・ファーゴ<WFC>とファイザー<PFE>が買われ、ヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>とレゲット&プラット<LEG>が急伸した。一方、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が売られ、シェブロン<CVX>とマクドナルド<MCD>が冴えない展開。ゼネラル・モーターズ<GM>は小安く、ブリンカー・インターナショナル<EAT>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は95.185ポイント高の1万7461.318と反発した。テスラ<TSLA>が値を上げ、エヌビディア<NVDA>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。ケイデンス・デザイン・システムズ<CDNS>やオクタ<OKTA>が高い。半面、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が軟調に推移。サンミナ<SANM>が下値を探り、NXPセミコンダクターズ<NXPI>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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