午前:債券サマリー 先物は続伸、朝方の買い一巡後は伸び悩む


 1日の債券市場で、先物中心限月6月限は続伸。日銀が利上げ継続姿勢を維持するかどうかを見極めたいとのムードが強く、朝方の買いが一巡したあとは伸び悩んだ。

 4月30日に発表された1~3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率で0.3%減と3年ぶりのマイナス成長になったことを受け、同日の米長期債相場は7日続伸(金利は低下)。この流れが東京市場に波及し、債券先物は前日比22銭高の140円87銭で寄り付いた。ただ、この日は日銀金融政策決定会合の結果発表や植田和男総裁の記者会見などが予定されていることから買いは続かず。日経平均株価が堅調に推移したことも重荷となり、午前9時30分すぎには140円66銭まで押される場面があった。

 午前11時の先物6月限の終値は、前日比7銭高の140円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日と同じ1.310%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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