外為サマリー:145円台前半で推移、米雇用統計の発表控え模様眺め


 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円26銭前後と前日の午後5時時点に比べて90銭程度のドル高・円安となっている。

 日米両政府は米東部時間1日午後(日本時間2日早朝)、関税措置に関する2度目の閣僚協議を開いた。赤沢亮正経済再生相が終了後の記者会見で「為替や安全保障の議論はなかった」と述べたことが伝わると、円安是正を迫られるとの警戒感が和らぐとともに円売り・ドル買いが流入。また、米ブルームバーグ通信が「中国商務省が米国との通商協議の可能性を検討していると発表した」と報じ、米中貿易協議の進展期待が高まったこともあり、ドル円相場は午前9時30分ごろに一時145円93銭まで上伸した。ただ、3週間ぶりの水準とあってドルの戻り売りが出やすく、仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過すると伸び悩み。今晩に4月の米雇用統計が発表されるほか、国内で大型連休を控えていることから持ち高を一方向に傾ける動きは限られ、午後は模様眺めムードが広がるなか145円台前半で推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1308ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=164円27銭前後と同1円00銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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