「下水道」が10位にランクイン、埼玉・八潮の事故進展で改めて注目<注目テーマ>


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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「下水道」が10位にランクインしている。

 今年1月に起きた埼玉県八潮市の大規模な道路陥没事故以降、根強い関心を集める「下水道」だが、同事故以降も各地で老朽化した下水道管の破損が原因とみられる事故や事案が発生している。八潮の事故では、5月2日になってトラック運転手の男性が救出されたが死亡が確認され、このような事故が再び起こらないよう、老朽化した下水道の改修が求められている。

 国土交通省によると、2023年度末における全国の下水道管の総延長は約50万キロメートルで、そのうち耐用年数とされる50年を超えるものは全体の約7%だが、10年後は約20%、20年後には約42%と急速に増加することが見込まれている。持続的な下水道機能確保のためには計画的な維持管理が必要で、自治体は耐用年数が過ぎた下水道管の更新作業に追われるが、多額のコストなどがネックとなり十分には進んでいないのが現状だ。

 老朽化した下水道管の更新はいまや待ったなしの課題であることから、国の国土強靱化計画でも下水道施設の老朽化対策を5カ年加速化対策の一つに位置づけ推進している。そのため、「下水道」も息の長いテーマになるとみられ、引き続き注目が必要だろう。この日の関連銘柄に目立った動きは少ないものの、クボタ<6326.T>、川崎地質<4673.T>、月島ホールディングス<6332.T>などが堅調な動きとなっている。

出所:MINKABU PRESS


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