丸紅が反発、自社株取得枠を大幅拡大へ


 丸紅<8002.T>が反発している。午前11時ごろ、2月5日に発表した自社株買いについて、取得する自社株の上限を3000万株から7000万株(発行済み株数の4.23%)へ、取得価額の総額を300億円から700億円へそれぞれ引き上げたことが好感されている。なお、取得期間も25年6月30日までから26年1月30日までに変更されている。

 同時に発表した26年3月期連結業績予想は、純利益5100億円(前期比1.4%増)を見込み、年間配当予想を前期比5円増の100円とした。想定為替レートを1ドル=140円(25年3月期152円58銭)、1オーストラリアドル=90円(同99円49銭)としたことによるマイナスの影響はあるものの、既存事業の磨き込みや成長投資の利益貢献が増益に寄与する。米国による広範な関税率の引き上げやそれに伴う世界経済の鈍化など不測の損失に備えたバッファ300億円を織り込むも過去2番目の水準を更新する見通しだ。

 なお、25年3月期決算は、売上高7兆7901億円(前の期比7.4%増)、純利益5029億6500万円(同6.7%増)で、従来予想の純利益5000億円を超過達成した。

出所:MINKABU PRESS


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