JR西日本が大幅高で3連騰、万博効果見込み今期最終最高益予想で増配・自社株買いも


 JR西日本<9021.T>が大幅高で3連騰。年初来高値を更新した。前営業日となる2日の取引終了後、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比6.6%増の1兆8200億円、経常利益は同5.0%増の1740億円、最終利益は同0.9%増の1150億円を計画する。最終利益は前期に続き過去最高益の更新を予想する。また、3月31日を基準日とする前期の期末配当について、従来の見通しから10円50銭増額して47円50銭(年間配当は84円50銭)で決定。今期の年間配当予想は前期比1円50銭増配の86円とした。加えて、取得総数2000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.2%)、取得総額500億円を上限とする自社株買いの実施も公表しており、これらを好感した買いが集まったようだ。

 大阪・関西万博の開催に伴い、山陽新幹線や北陸新幹線、近畿圏の在来線での運輸収入の押し上げ効果を見込む。インバウンド需要の増加も追い風となる見通し。25年3月期の売上高は前の期比4.5%増の1兆7079億4400万円、最終利益は同15.4%増の1139億5800万円だった。自社株の取得期間は7日から9月19日まで。

出所:MINKABU PRESS


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