<動意株・7日>(前引け)=カウリス、T-BASE、エニマインド


 カウリス<153A.T>=上値追い鮮烈。前週末のストップ高に続き、きょうも値幅制限上限となる300円高は1449円まで駆け上がる人気となった。法人を対象にクラウド型不正アクセス検知サービスを展開するが、ここ証券口座乗っ取り被害が甚大化の傾向をたどるなか、同社の活躍機会が高まるとの思惑が投資資金攻勢の背景にある。そうしたなか、7日付で貸株申し込み制限の対象となり、新規売り停止及び現引停止の規制がかかった。市場に流通する株式が不足している状態を示すもので、需給相場に拍車がかかる状況となった。株価は直近3営業日合計で約1.5倍化しており、否応なくマーケットの視線を集めている。

 TOKYO BASE<3415.T>=マド開け値を飛ばす。アパレルのセレクトショップを運営し、ファッション性の高い若年層を主要顧客に「STUDIOUS」や、国内ファッションブランド商品を取り扱う「UNITED TOKYO」などで需要獲得を進めている。前週末2日取引終了後に発表した4月の既存店売上高は前年同月比8.2%増と好調だった。今期に入ってから2月、3月と比較しても伸び率が加速しており、これを材料視する買いを呼び込んだ。ここ株価は5日移動平均線をサポートラインに底入れの動きを明示していたが、きょうは同移動平均線を一気に上放れ、戻り足を鮮明とした。

 AnyMind Group<5027.T>=急反発。同社はきょう、インドネシアにおいて東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム「Shopee」の公式パートナーに認定されたと発表。これが株価を刺激しているようだ。今回の認定は、1~3月期における販売実績や支援施策の成果などが評価されたもの。同社は今後も、より多くのブランドが高度なエンゲージメント施策やライブコマースを展開できるようにテクノロジーとオペレーションを掛け合わせたソリューションを通じて支援を加速するとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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