6日の米株式市場の概況、NYダウ389ドル安 医薬品株に売り圧力


 6日の米株式市場では、NYダウが前日比389.83ドル安の4万0829.00ドルと続落した。米国の関税政策が世界景気に対する悪影響をもたらすとの悲観的な見方が優勢となった。トランプ米大統領が5日、医薬品に対する関税を今後2週間以内に発表すると発言したことを背景に、医薬品株の下げが目立った。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が翌7日に公表されることもあって、持ち高調整目的の売りも全体相場を押し下げる要因となった。

 メルク<MRK>やアムジェン<AMGN>が売られたほか、ブリストル・マイヤーズ・スクイブ<BMY>やイーライ・リリー<LLY>が大幅安。スイートグリーン<SG>が下値を探った。一方、ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>は堅調推移。ニュースケール・パワー<SMR>が値を上げ、オクロ<OKLO>とヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は154.582ポイント安の1万7689.659と続落した。テスラ<TSLA>やメタ・プラットフォームズ<META>が冴えない展開。パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が急落し、モデルナ<MRNA>やバーテックス・ファーマシューティカルズ<VRTX>、サレプタ・セラピューティックス<SRPT>が株価水準を大きく切り下げた。半面、スターバックス<SBUX>やマリオット・インターナショナル<MAR>がしっかり。ニューロクライン・バイオサイエンシズ<NBIX>やアップワーク<UPWK>が大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS


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