外為サマリー:株安が影響し一時143円50銭台に伸び悩む


 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=143円85銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭弱のドル高・円安となっている。

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円83銭前後と前日に比べ1円40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が米連邦公開市場委員会(FOMC)の記者会見で、利下げを急がない姿勢を示したことが買い安心感を誘うかたちで一時144円00銭まで上伸した。

 市場参加者の関心が週内に行われる予定の米中貿易交渉に移るなか、この日の東京市場のドル円相場は上げ一服商状となっている。反発して始まった日経平均株価が下げに転じたことも重荷となり、午前9時50分ごろには143円50銭台に伸び悩む場面があった。なお、日銀は朝方に3月18~19日開催分の金融政策決定会合の議事要旨を公表。1人の委員が「米関税政策の今後の展開次第では日本の実体経済にまで大きな悪影響を及ぼす可能性があり、そうした可能性が高まった場合には利上げのタイミングをより慎重に見極めることが必要になる」との見解を示していたことなどが分かった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1310ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0050ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=162円69銭前後と横ばいで推移している。

出所:MINKABU PRESS


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