外為サマリー:一時144円台に上昇、米利下げ観測の後退でドル堅調


 8日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円92銭前後と前日午後5時時点に比べ70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円69銭前後と同横ばいで推移している。

 ドル円は、午前9時時点では143円80銭前後で推移していたが、午前10時50分過ぎには143円40銭台まで軟化。その後、ドル買いが優勢となり午後2時10分過ぎには144円06銭前後に上昇した。前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、米政策金利は据え置かれた。また、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、米関税政策の影響を判断するのは「時期尚早」として、利下げを急がない姿勢を示した。これを受け、日米金利差の縮小観測が後退し、ドル買い・円売りが優勢となった。この日の日経平均株価が堅調な値動きとなっていることもドル高要因となった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1303ドル前後と同0.0060ドル弱のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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