7日の米株式市場の概況、NYダウ284ドル高 半導体株が引け際に買われる


 7日の米株式市場では、NYダウが前日比284.97ドル高の4万1113.97ドルと3日ぶりに反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)では市場の大方の予想通り政策金利が据え置かれた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を無難に通過したことは安心感をもたらした。米中の緊張関係が緩和に向かうとの期待感が続くなかで、バイデン前政権時に策定されたAI半導体の輸出規制について、トランプ政権が撤廃を検討していると伝わり、取引終了前に半導体株に買いが集まった。

 ウォルト・ディズニー<DIS>が急騰。ナイキ<NKE>やハネウェル・インターナショナル<HON>が堅調に推移し、クラビヨ<KVYO>が高い。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が冴えない展開。ウーバー・テクノロジーズ<UBER>が売られ、ベスティス<VSTS>が大幅安となった。

 ナスダック総合株価指数は48.503ポイント高の1万7738.162と3日ぶりに反発。エヌビディア<NVDA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が値を上げ、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やメタ・プラットフォームズ<META>がしっかり。ブロードコム<AVGO>やマイクロン・テクノロジー<MU>が株価水準を切り上げた。一方、アルファベット<GOOGL>が急落。サレプタ・セラピューティックス<SRPT>とマーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>が下値を探る展開となった。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。