キッセイは高い、今期見通しや中計を好感


 キッセイ薬品工業<4547.T>は高い。7日取引終了後に25年3月期連結決算を発表し、売上高は前の期比16.9%増の883億3000万円、営業利益は同43.7%増の57億7300万円だった。続く26年3月期の売上高は前期比3.6%増の915億円、営業利益は同3.9%増の60億円の見通し。配当予想も前期比20円増の120円としており、これを好感した買いが集まっている。

 過活動膀胱治療薬「ベオーバ錠」など、引き続き各種治療薬の育成による売り上げの増加を見込む。あわせて、30年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。最終年度に売上高1100億円以上を目指す。株主還元については中計期間中に累進配当(普通配当)で270億円、機動的な自己株式取得として300億円とする方針を掲げた。

 また、140万株(自己株式を除く発行済み株数の3.27%)を上限に、8日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、キッセイは予定通り買い付けを実施し、136万9200株を取得した。

出所:MINKABU PRESS


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