SUMCOの第1四半期営業利益は従来予想を上回る31%減で着地


 SUMCO<3436.T>がこの日の取引終了後、25年12月期第1四半期連結決算を発表しており、営業利益は従来予想の45億円を上回る59億9000万円(前年同期比31.1%減)で着地した。コストの発生が予想を下回ったことが要因という。また、法人税等が予想を下回ったことで、最終利益も従来予想の15億円を上回る30億4700万円(同39.7%減)となった。

 売上高は計画をやや上回る1024億7200万円(同9.6%増)だった。AIに牽引されたデータセンター向け先端品の強い需要が続くなか、300mmウエハー需要が堅調だったものの、先端品以外の需要は弱く、全体として出荷量は減少した。また、200mm以下については依然として低調な出荷が続いた。

 同社は翌四半期累計業績予想を開示する方針としており、第2四半期累計(1~6月)業績予想は、売上高2024億円(前年同期比2.1%増)、営業利益59億円(同71.7%減)、最終利益10億円(同92.1%減)を見込む。引き続き300mmは先端品の好調が続くが、先端品以外は需要の回復が弱く在庫適正化が継続すると予想。また、200mmは需要の低迷が想定以上に長期化しており、低調な出荷量が継続すると想定している。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。