米外為市場サマリー:FOMC無難通過で一時144円00銭まで上伸


 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=143円83銭前後と前日と比べて1円40銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円55銭前後と同60銭弱のユーロ高・円安だった。

 米財務省と中国外務省が7日、「ベッセント米財務長官とグリア米通商代表部(USTR)代表が今週スイスを訪問し、中国当局と貿易交渉を開始する」と発表したことで、米中交渉の進展を期待したドル買い・円売りが先行した。トランプ米大統領が「中国との交渉を進展させるために先に関税を引き下げるつもりはない」と述べたことが伝わるとドル円相場は142円90銭近辺まで下押す場面もあったが、米連邦公開市場委員会(FOMC)を無難に通過するとドル買いが流入。市場の予想通り利下げが見送られたほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が記者会見で利下げを急がない姿勢を示したことが買い安心感につながり、一時144円00銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1301ドル前後と前日に比べて0.0070ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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