外為サマリー:米金利上昇が一服するなか145円40銭台に伸び悩む


 9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円43銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円10銭強のドル高・円安となっている。

 米英両政府が8日に貿易協定を締結することに合意し、米国と各国の貿易交渉が進展するとの期待感が高まった。また、同日にトランプ米大統領が対中関税を引き下げる可能性に言及したことも投資家心理を上向かせ、ドル円相場は午前9時20分ごろに一時146円18銭と4月10日以来の水準まで上伸した。ただ、その後は今週末に予定されている米中閣僚協議の行方を見極めたいとのムードが広がるなかドルは伸び悩み。ラトニック米商務長官がブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、日本や韓国との通商協議について「多大な時間が必要で、取引は早急にはまとまらないだろう」と発言したことも影響したようだ。この日の時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことも重荷となり、午後は145円40銭台で推移した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1236ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0060ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円40銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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