川重が後場下げ転換、円高想定で26年3月期最終利益7%減を計画


 川崎重工業<7012.T>が後場に下げに転じた。9日午前11時30分、25年3月期の連結決算発表にあわせ、26年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比8.5%増の2兆3100億円、最終利益は同6.8%減の820億円を見込む。減益予想を嫌気した売りが優勢となったようだ。

 想定為替レートは1ドル=140円とした。米国の関税政策に関しては、パワースポーツ&エンジン部門を除いて、業績への影響は概ね軽微と想定。今期の受注高に関しては、航空宇宙システムと鉄道関連を手掛ける車両、エネルギーソリューション&マリン部門で減少する見通しを示している。同社は3月31日を基準日とする前期の期末配当に関して従来の見通しから10円増額の80円(年間配当は150円)で決定。今期の年間配当予想は横ばいの150円とした。

出所:MINKABU PRESS


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