長瀬産が11日続伸、26年3月期増収増益・増配予想と自社株買い発表を好感


 長瀬産業<8012.T>が11日続伸している。8日の取引終了後に発表した26年3月期連結業績予想で売上高9550億円(前期比1.1%増)、営業利益395億円(同1.1%増)、純利益315億円(同23.4%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比5円増の95円としたことが好感されている。

 市況の緩やかな回復に加え、AIサーバー用半導体の需要増加を受け半導体関連ビジネスの好調を見込むほか、樹脂販売で収益性の高い製品へのシフトを進めることが寄与する。また、米プリノバ・グループのスポーツ栄養素材の受託製造事業の赤字幅縮小やナガセヴィータの香粧品素材販売の回復も寄与する。なお、25年3月期決算は、売上高9449億6100万円(前の期比5.0%増)、営業利益390億7800万円(同27.6%増)、純利益255億2100万円(同13.9%増)だった。

 同時に、上限を750万株(発行済み株数の6.90%)、または120億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月9日から10月31日まで。また、5月30日付で自社株500万株(発行済み株数の4.35%)を消却するとあわせて発表した。

出所:MINKABU PRESS


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