五洋建が大幅5日続伸、26年3月期は82%営業増益に10円増配を予想し自社株買いも発表


 五洋建設<1893.T>が大幅高で5日続伸し年初来高値を更新している。前週末9日の取引終了後、26年3月期の連結業績予想を発表しており、営業利益は395億円(同82.0%増)を見込み、年間配当予想を前期比10円増の34円とした。

 国内土木、国内建築、海外ともに手持ちの大型工事が進捗することから、売上高は前期並みの7270億円(前期比0.1%減)を見込む。これに加えて、工事採算の向上を見込むほか、前期に不採算工事が完成したことで海外の営業利益が黒字転換することも営業利益を押し上げる。

 なお、25年3月期決算は、売上高7274億9100万円(前の期比17.8%増)、営業利益216億9700万円(同25.6%減)、純利益124億6000万円(同30.3%減)だった。

 同時に株主還元の目標について、これまで「連結配当性向30%以上」に「自己株式取得による還元性向約10%」を加え「連結総還元性向40%以上」としていたが、25年度からの3年間については「連結配当性向35%以上」「25年度からの3年間で自己株式取得約300億円」へと見直した。この方針に伴い、上限を750万株(発行済み株数の2.66%)、または50億円とする自社株買いを合わせて発表。取得期間は5月12日から9月30日までとしている。

出所:MINKABU PRESS


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