外為サマリー:147円80銭台で推移、日米為替協議の検討と伝わり上値圧迫


 13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=147円81銭前後と前日の午後5時時点に比べて10銭程度のドル安・円高となっている。

 米国と中国が12日、貿易協議の結果として双方が追加関税に関し115%引き下げることで合意した。また、引き下げた関税の一部について90日間、停止することが明らかになった。これを受けたドル高・円安は13日の東京時間において一服する形となった。国内の輸出企業による円買い観測がドル円の重荷となり、一時1ドル=147円60銭台まで下落した。加藤勝信財務相がベッセント米財務長官と、来週の主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で為替に関して協議することを検討していると表明したことも、ドル売り・円買いを促す要因となった。もっとも日経平均株価が3万8000円台に乗せるなど、株高が進行するなかで、ドル円の下値を探る姿勢は限られた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1111ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0007ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=164円22銭前後と同3銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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