午前:債券サマリー 先物は反発、長期金利は1.440%で推移


 14日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発した。13日のニューヨーク市場で米長期金利の上昇(債券価格の下落)が一服したことを受け、円債への買い戻しが入った。

 米長期金利は13日に一時4.50%に上昇したものの、その後は低下し、4.46%で取引を終えた。4月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%の上昇となり、伸び率は市場予想を下回った。インフレへの過度な懸念が和らぐなかで、米中緊張緩和に伴うリスク選好ムードが続き、米債相場の重荷となったが、売り込む姿勢は限られた。

 日銀は14日、定例の国債買い入れオペを通告した。対象は「残存期間1年超3年以下」と「同5年超10年以下」、「同10年超25年以下」の3本。オファー額はいずれも予定通りとなった。

 先物6月限は前営業日比8銭高の139円47銭で午前の取引を終えた。新発10年債利回り(長期金利)は1.440%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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