米外為市場サマリー:米CPIの鈍化などから一時147円30銭台に軟化


 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=147円48銭前後と前日と比べて1円00銭弱のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=164円96銭前後と同40銭弱のユーロ高・円安だった。

 この日に米労働省が発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.3%の上昇となり、3月の2.4%から伸びが鈍化したことがドルの重荷となった。また、トランプ米大統領がSNSに「インフレはない。ガソリン、エネルギー、食料品、その他実質的に全ての物価が下がっている。欧州や中国のように米連邦準備理事会(FRB)は金利を引き下げなくてはならない」と投稿し、FRBに対して改めて利下げを要求したことも影響。ドル円相場は東京市場でつけた147円65銭を下抜け、一時147円38銭まで軟化した。一方、米指標がインフレ鈍化を示したことをきっかけにドル売り・ユーロ買いが流入するとともに対円でもユーロが買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1185ドル前後と前日に比べて0.0100ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


本画面にて提供する情報について
本画面に掲載されている情報については、(株)ミンカブ・ジ・インフォノイドが配信業者です。
本サービスに関する著作権その他一切の知的財産権は、著作権を有する第三者に帰属します。情報についての、蓄積・編集加工・二次利用(第三者への提供等)・情報を閲覧している端末機以外への転載を禁じます。
提供する情報の内容に関しては万全を期していますが、その内容を保証するものではありません。当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いかねます。
本サービスは、配信情報が適正である事を保証するものではありません。また、お客様は、本サービスを自らの判断と責任において利用するものとし、お客様もしくは第三者が本サービスに関する情報に基づいて判断された行動の結果、お客様または第三者が損害を被ることがあっても、各情報提供元に対して何ら請求、また苦情の申立てを行わないものとし、各情報提供元は一切の賠償の責を負わないものとします。
本サービスは予告なしに変更、停止または終了されることがあります。

本サービスを提供するのは金融商品取引業者である内藤証券株式会社 (加入協会:日本証券業協会 (一社)第二種金融商品取引業協会)(登録番号:近畿財務局長(金商)第24号)です。