鹿島が後場プラスに転じる、26年3月期は増収増益で6期連続増配を予想、自社株買いも発表


 鹿島<1812.T>が後場プラスに転じている。正午ごろに発表した26年3月期連結業績予想で、売上高2兆9500億円(前期比1.3%増)、営業利益1590億円(同4.7%増)、純利益1300億円(同3.3%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比8円増の112円と6期連続の増配を予定していることが好感されている。

 国内土木・建築事業の着実な利益成長を見込み、特に土木事業の牽引により建設事業の売上総利益率が向上する見通し。また、国内関係会社も前期を上回る業績を見込むほか、海外関係会社は米国や欧州の開発事業で物件売却を推進し増益を計画している。

 なお、25年3月期決算は、売上高2兆9118億円(前の期比9.3%増)、営業利益1518億8200万円(同11.5%増)、純利益1258億1700万円(同9.4%増)だった。

 同時に、上限を900万株(発行済み株数の1.90%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月15日から9月30日までとしている。

出所:MINKABU PRESS


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