東京株式(前引け)=反落、半導体関連買われる一方自動車株が安い


 14日前引けの日経平均株価は前営業日比308円67銭安の3万7874円59銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は10億5979万株、売買代金概算は2兆6626億円。値上がり銘柄数は260、対して値下がり銘柄数は1340、変わらずは30銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は広範囲に利益確定売りが優勢となり、日経平均は反落し3万8000円台を再び下回って前場の取引を終えた。前日まで13連騰を記録しているTOPIXも下値を試す展開を強いられている。前日の米ハイテク株高を受け、半導体関連の主力銘柄などへの買いが顕著となったが、一方で自動車株などが売りのターゲットとなり全体指数を押し下げている。業種別では33業種中、28業種が下落、個別でも値下がり銘柄数が1300を上回り、プライム市場全体の8割超を占めるなど幅広い銘柄がリスク回避の動きとなった。

 個別ではディスコ<6146.T>が断トツの売買代金をこなし大幅高、アドバンテスト<6857.T>も物色人気。ソフトバンクグループ<9984.T>も高い。三井E&S<7003.T>が高く、IHI<7013.T>も買いを集めた。ネクソン<3659.T>が急騰、日新<9066.T>、山一電機<6941.T>なども値を飛ばした。半面、川崎重工業<7012.T>が安く、三菱重工業<7011.T>も冴えない。サンリオ<8136.T>も売りに押された。トヨタ自動車<7203.T>など自動車株への売りが目立つ。シップヘルスケアホールディングス<3360.T>が急落、ロート製薬<4527.T>も大きく下値を探る展開に。

出所:MINKABU PRESS


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