東京株式(前引け)=大幅続落、目先高値警戒感から利益確定売り優勢に


 15日前引けの日経平均株価は前営業日比422円39銭安の3万7705円74銭と大幅続落。前場のプライム市場の売買高概算は9億5087万株、売買代金概算は2兆3131億円。値上がり銘柄数は383、対して値下がり銘柄数は1213、変わらずは36銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は売り優勢。日経平均はこれまでの急ピッチの上昇の反動が出て、目先高値警戒感から先物主導で大きく下値を探る展開となった。前日の米国株市場ではナスダック総合株価指数の上値指向は続いているもののNYダウが続落するなど上昇一服局面にある。また、外国為替市場でやや円高方向に振れており、輸出セクター中心に向かい風となっている。ここショートカバーで戻り足を強めていた半導体関連株の上げ足が止まり、利食い急ぎの動きが観測される。値下がり銘柄数は1200を超え、プライム市場全体の74%の銘柄が安くなった。

 個別では、群を抜く売買代金をこなしたディスコ<6146.T>だが株価は反落となったほか、フジクラ<5803.T>、アドバンテスト<6857.T>なども利益確定売りに押された。ソニーグループ<6758.T>、任天堂<7974.T>なども軟調。GENOVA<9341.T>が急落、GMOインターネット<4784.T>、シンクロ・フード<3963.T>なども大幅安となった。半面、三菱重工業<7011.T>がしっかり、商船三井<9104.T>も買われた。SMC<6273.T>が上値追いを続け、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>の上げ足の強さも目を引く。UTグループ<2146.T>は値上がり率トップに買われた。

出所:MINKABU PRESS


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