米外為市場サマリー:「米国ドル安模索せず」との報道から一時147円10銭台に持ち直す


 14日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=146円75銭前後と前日と比べて70銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円99銭前後と同1円00銭弱のユーロ安・円高だった。

 一部で「米国と韓国が5月初旬に為替政策を協議していた」と報じられ、米国が韓国にドル安を求めたとの思惑から韓国ウォンが対ドルで急騰。つれて日本も対ドルでの通貨安是正が求められるとの憶測が広がり、ドル円相場は日本時間夕方に一時145円61銭まで軟化した。ただ、ニューヨーク市場では米中貿易摩擦の緩和期待などを背景に、米長期金利が上昇したことからドルの買い戻しが流入。「米当局者は世界各国と貿易交渉を行っているが、通貨政策に関する約束を合意内容に盛り込もうとはしていないと、事情に詳しい関係者が明らかにした」と伝えられたこともあり、147円11銭まで持ち直す場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1175ドル前後と前日に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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