午前:債券サマリー 先物は反発、米債券高が追い風


 20日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。前日の米長期債相場が反発(金利は低下)し、国内債の追い風となった。

 19日の米債券市場では前週末に米格付け会社ムーディーズ・レーティングスが米国の信用格付けを引き下げたことが影響する場面がみられたものの、持ち高調整の動きなどから米長期金利は下げに転じて取引を終えた。この流れが東京市場に波及するかたちで、債券先物は買い優勢でスタート。前日に下落した反動もあり、午前10時20分ごろには一時139円47銭まで上伸した。ただ、この日に財務省が実施する20年債入札や、きょうから日銀が開く債券市場参加者会合を見極めたいとして模様眺めムードが広がりやすく、一段と上値を買い上がる勢いには乏しかった。

 午前11時の先物6月限の終値は、前日比7銭高の139円32銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.005%低い1.475%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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