19日の米株式市場の概況、NYダウ137ドル高 格下げも金利上昇続かず


 19日の米株式市場では、NYダウが前週末比137.33ドル高の4万2792.07ドルと3日続伸した。格付け会社ムーディーズ・レーティングスが前週末16日、米国債の長期信用格付けを引き下げた。これを受け、米国債は売りが先行したものの、買い向かう姿勢もあり、金利の上昇(債券価格の下落)は続かなかった。債券市場に大きな波乱がなかったことは、株式への買い安心感をもたらした。ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が連日の大幅高となったことも、NYダウを押し上げた。

 メルク<MRK>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、マクドナルド<MCD>がしっかり。ズィム・インテグレイティッド・シッピング・サービシズ<ZIM>が大幅高となった。一方、シェブロン<CVX>やナイキ<NKE>、JPモルガン・チェース<JPM>が値を下げ、ウォルマート<WMT>が冴えない展開。レディット<RDDT>が急落した。

 ナスダック総合株価指数は4.361ポイント高の1万9215.463と小幅に続伸した。マイクロソフト<MSFT>が堅調推移。マイクロストラテジー<MSTR>やギリアド・サイエンシズ<GILD>が値を上げ、コアウィーブ<CRWV>が頑強。ノババックス<NVAX>が急伸した。半面、アップル<AAPL>やテスラ<TSLA>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が売られ、サンミナ<SANM>やB.ライリー・ファイナンシャル<RILY>が下値を模索。ゴーヘルス<GOCO>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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