外為サマリー:143円50銭台へ下落、リスク回避のドル売り・円買いも


 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円56銭前後と前日午後5時時点に比べ50銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=162円68銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では144円30銭近辺で推移していたが、ドル安・円高が進むなか、午前11時20分過ぎには144円ラインを割り込んだ。午後に入ってからも、ドルは軟調で午後2時50分過ぎには143円53銭近辺まで値を下げた。22日までカナダでG7財務相・中央銀行総裁会議が開かれ、加藤勝信財務相とベッセント米財務長官の会談が見込まれるなか、「円安是正」の憶測を背景にしたドル売り・円買いが継続している。また、イスラエルがイラン核施設への攻撃を準備しているとの一部報道が警戒されたほか、トランプ米政権が大型所得減税の恒久化に向けた法案の成立を目指しており、米財政悪化懸念も浮上。リスク回避のドル売り・円買いの動きが強まった。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1332ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。



出所:MINKABU PRESS


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