米外為市場サマリー:米金利上昇一服などを手掛かりに一時144円30銭台に上伸


 22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円01銭前後と前日と比べて30銭強のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円45銭前後と同35銭程度のユーロ安・円高だった。

 ドル円相場は米財政収支の悪化懸念から日本時間夕方に142円81銭まで下押す場面があったものの、5月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値が市場予想に反して悪化したことが分かるとユーロ売り・ドル買いが流入し、つれて対円でもドルが買われた。ニューヨーク市場では5月の米PMI速報値が改善したことや、前週分の米新規失業保険申請件数が前の週から減少し米労働市場の底堅さが示されたことを手掛かりにドルが一段高。米連邦議会下院がトランプ減税の延長を含む大型法案を可決したことを受け上昇していた米長期金利が低下に転じ、米資産離れの動きが一服したこともドルの追い風となり、一時144円33銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1281ドル前後と前日に比べて0.0050ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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