東京株式(大引け)=174円高と3日ぶり反発、防衛関連株などが買われる


 23日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発。為替がやや円安方向に振れるなか、防衛関連株などに買いが流入した。

 大引けの日経平均株価は前日比174円60銭高の3万7160円47銭。プライム市場の売買高概算は15億7815万株。売買代金概算は3兆9321億円となった。値上がり銘柄数は1118と全体の約68%、値下がり銘柄数は450、変わらずは64銘柄だった。

 前日の米株式市場では、NYダウが小幅安だったものの、ハイテク株は堅調でナスダック指数は上昇した。為替も前日夕方に比べやや円安で推移するなか、日経平均株価は値を上げてスタート。大手重工など防衛関連株や半導体株などに買いが流入した。午前10時30分過ぎには日経平均株価は380円を超える上昇となった。ただ、3万7400円に近づいた水準では売りが膨らみ上値は抑えられた。週末には3回目の日米関税交渉も予定されるなか、後場は様子見姿勢が強まり3万7100円台を中心とする一進一退が続いた。

 個別銘柄では、三菱重工業<7011.T>や川崎重工業<7012.T>、IHI<7013.T>が高く、フジクラ<5803.T>や古河電気工業<5801.T>が買われた。アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>もしっかり。任天堂<7974.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、豊田自動織機<6201.T>が堅調。日本製鋼所<5631.T>や三井E&S<7003.T>、名村造船所<7014.T>が買い人気を集めた。

 半面、レーザーテック<6920.T>やディー・エヌ・エー<2432.T>が安く、サンリオ<8136.T>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が値を下げた。信越化学工業<4063.T>やリクルートホールディングス<6098.T>が下落し、セブン&アイ・ホールディングス<3382.T>やオリックス<8591.T>、日本郵船<9101.T>、ニトリホールディングス<9843.T>が軟調だった。

出所:MINKABU PRESS


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