22日の米株式市場の概況、NYダウ小幅続落 米国の財政悪化懸念が続く


 22日の米株式市場では、NYダウが前日比1.35ドル安の4万1859.09ドルと小幅に3日続落した。米下院議会がこの日、大型減税法案を僅差で可決した。今後は上院で審議される。米国の新発30年債利回りには上昇圧力が掛かったが、その後低下に転じた。米国の財政悪化懸念が続いたものの、超長期金利の上昇が一服したことは株式相場の支援材料になった。

 ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、ホーム・デポ<HD>が冴えない展開。ヒューマナ<HUM>やCVSヘルス<CVS>が売られ、マンチェスター・ユナイテッド<MANU>が大幅安となった。一方、ナイキ<NKE>やメルク<MRK>が堅調推移。スノーフレイク<SNOW>とアドバンス・オート・パーツ<AAP>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は53.09ポイント高の1万8925.73と3日ぶり反発。アルファベット<GOOGL>とテスラ<TSLA>、エヌビディア<NVDA>がしっかり。ナビタス・セミコンダクター<NVTS>とアーバン・アウトフィッターズ<URBN>が大幅高となった。半面、アップル<AAPL>が小安く、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が値を下げたほか、アナログ・デバイセズ<ADI>やファースト・ソーラー<FSLR>が値を下げ、エンフェーズ・エナジー<ENPH>とサンラン<RUN>が急落した。

出所:MINKABU PRESS


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