東京株式(前引け)=反落、全体商い低調で様子見ムード


 27日前引けの日経平均株価は前営業日比91円21銭安の3万7440円32銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は5億7639万株、売買代金概算は1兆5039億円。値上がり銘柄数は955、値下がり銘柄数は591、変わらずは84銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は様子見ムードのなか、日経平均は前日終値近辺でのもみ合いとなった。日経平均は高い場面もあったが、買いが続かずに取引後半は前日終値を下回る水準で推移した。前日の米国株市場がメモリアルデーの祝日で休場だったこともあり、手掛かり材料難が意識されている。ただ、個別株の物色意欲は活発で値上がり銘柄数が値下がり数を上回っている。TOPIXはわずかながらプラス圏で前場の取引を終えている。全体売買代金は1兆5000億円あまりと低水準が際立っている。

 個別ではきょうも断トツの売買代金をこなしている川崎重工業<7012.T>が大きく上値を伸ばしたほか、サンリオ<8136.T>も活況高。古河電気工業<5801.T>も買いが優勢となっている。霞ヶ関キャピタル<3498.T>が物色人気、日本製鋼所<5631.T>も上昇した。デジタルアーツ<2326.T>が急騰、M&A総研ホールディングス<9552.T>も値を飛ばした。半面、ディスコ<6146.T>が軟調に推移し、豊田自動織機<6201.T>も下値を探った。ファーストリテイリング<9983.T>も冴えない動き。GMOインターネット<4784.T>が安く、gumi<3903.T>も下落した。

出所:MINKABU PRESS


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