東京株式(前引け)=続伸、リスクオン継続も買い一巡後は伸び悩む展開に


 28日前引けの日経平均株価は前営業日比194円75銭高の3万7918円86銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は7億9915万株、売買代金概算は2兆71億円。値上がり銘柄数は1122、対して値下がり銘柄数は430、変わらずは78銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広い銘柄にリスクを取る動きが優勢となった。前日の欧米株がほぼ全面高に買われたことで市場センチメントが強気に傾いた。また、外国為替市場でドル高・円安方向に振れたことも追い風材料に。ただ、日経平均は寄り付きでフシ目の3万8000円台を回復したものの、その後は上値も重かった。寄り付き直後にこの日の高値を形成したあとは徐々に伸び悩む動きとなり、前引け時点では3万7000円台に押し戻されている。なお、個別物色は活発で値上がり銘柄数が全体の7割近くを占めている。

 個別では売買代金首位の三菱重工業<7011.T>が堅調なほか、IHI<7013.T>も上昇した。フジクラ<5803.T>も買いが優勢。任天堂<7974.T>、ソニーグループ<6758.T>が値を上げ、トヨタ自動車<7203.T>もしっかり。シンクロ・フード<3963.T>がストップ高、牧野フライス製作所<6135.T>も値を飛ばした。半面、サンリオ<8136.T>が冴えず、三菱電機<6503.T>も売りに押された。日本製鉄<5401.T>が値を下げた。ダイドーグループホールディングス<2590.T>が大幅安、レオパレス21<8848.T>も利食われた。住友金属鉱山<5713.T>も安い。

出所:MINKABU PRESS


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