外為サマリー:一時143円80銭台と伸び悩む、40年債入札に関心が向かう


 28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=144円13銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭程度のドル高・円安となっている。

 日本国内では前日、財務省が国債発行計画の年限構成を近く再検討することが分かったと一部で報じられ、超長期債の需給懸念が後退。国内長期金利が低下した。27日のニューヨーク市場では日米金利差が拡大するとの見方が広がったほか、5月の米消費者信頼感指数が前月比で上昇したこともドル買いを誘う要因となった。

 ドル円は海外時間で一時1ドル=144円40銭台まで上昇したが、東京時間に入ると持ち高調整目的のドル売り・円買いにより伸び悩み、一時143円80銭台まで戻した。日本の財務省は28日に40年債入札を実施する予定で、応札結果を見極めたいとのムードが強まるなか、日経平均株価は3万8000円台に乗せるなど株高が進行。リスク選好地合いはドル円のサポート材料となっているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1334ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円36銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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