米外為市場サマリー:日米金利差拡大が意識され一時144円40銭台に上伸


 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=144円33銭前後と前日と比べて1円50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円54銭前後と同90銭程度のユーロ高・円安だった。

 一部で「超長期債利回りの歴史的上昇を受け、財務省が2025年度国債発行計画の年限構成を近く再検討することが分かった」と報じられ、超長期債の発行が減額されるとの思惑から国内金利に低下圧力がかかるなか、日米の金利差拡大を意識したドル買い・円売りが優勢だった。また、この日に米調査会社コンファレンス・ボードが発表した5月の米消費者信頼感指数が急回復したこともドルの買い手掛かりとなり、ドル円相場は一時144円45銭まで上伸した。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1328ドル前後と前日に比べて0.0060ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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