外為サマリー:一時146円20銭台に上昇、トランプ関税差し止め判決でドル高に


 29日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=145円93銭前後と前日午後5時時点に比べ1円80銭弱のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=164円08銭前後と同80銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前8時30分時点では145円40銭前後で推移していたが、午前10時過ぎには146円27銭まで上昇。今月16日以来、約2週間ぶりに146円台に値を上げた。米半導体大手エヌビディア<NVDA>の決算が市場予想を上回り、この日の日経平均株価は上昇した。また、米国際貿易裁判所は28日、トランプ関税に関して違法だと判断して差し止めを命じた。特に、トランプ関税は世界経済を混乱させドルの下落要因とみられてきただけに、リスク選好姿勢が強まるなかドル買い・円売りが強まった。ただ、146円を超える水準では売りも膨らんでおり、今晩の欧米市場での動向が関心を集めている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1243ドル前後と同0.0080ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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