外為サマリー:143円30銭台で推移、米中貿易摩擦への警戒感が再び台頭


 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円35銭前後と前週末午後5時時点に比べ60銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=163円13銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は、午前9時時点では143円80銭前後で推移していたが、午前10時30分頃には143円30銭台へ下落した。トランプ米大統領は5月30日、鉄鋼にかける追加関税を50%に引き上げると発表したほか、中国が米国との合意を「完全に破っている」とSNSに投稿した。米関税政策や米中貿易摩擦の激化への懸念が再び台頭するなか、この日の日経平均株価が下落したことでリスク回避のドル売り・円買いが優勢となった。午後にかけては143円台半ばを中心とするもみ合いが続いた。今晩は米5月ISM製造業景況感指数が発表されるほか、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演も予定されており、その内容も注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1379ドル前後と同0.0040ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。





出所:MINKABU PRESS


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