米外為市場サマリー:低調な米経済指標を受け一時142円50銭台に軟化


 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円71銭前後と前週末と比べて1円30銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円28銭前後と同20銭弱のユーロ安・円高だった。

 米中貿易摩擦の激化懸念や米関税政策を巡る先行き不透明感を背景にドル売りが先行。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した5月の米製造業景況感指数が好不況の分かれ目となる50を3カ月連続で下回ったことに加え、米商務省が発表した4月の建設支出が市場予想に反して減少したことも影響し、ドル円相場は一時142円54銭まで軟化した。ただ、その後は下げ渋る展開。米ホワイトハウスのレビット報道官が「トランプ大統領が週内に中国の習近平国家主席と会談する可能性が高い」と述べ、米中関係悪化への過度な警戒感が和らいだことがドルの下支えとなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1441ドル前後と前週末に比べて0.0095ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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