外為サマリー:一時143円20銭台へ上昇、植田日銀総裁の発言もドル高要因に


 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=142円95銭前後と前日午後5時時点に比べ5銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=163円28銭前後と同4銭程度のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は、午前8時30分時点では142円50銭前後で推移していたが、午前9時以降はドル買い・円売りが活発化。午前10時30分過ぎには143円20銭台まで上昇した。米中貿易摩擦への警戒感が強く、米5月ISM製造業景況指数が予想を下回ったことなどがドルの上値を抑えたが、この日の日経平均株価が上昇するなかドル高・円安が進行した。植田日銀総裁が国会で「金利を上げる方針ありきではない」と発言したと伝わったこともハト派的と捉えられ、ドル買い・円売り要因となった。午後にかけては143円前後での一進一退が続いた。植田総裁は夕方にも講演を予定しており、その内容が注目されている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1422ドル前後と同横ばい圏で推移している。




出所:MINKABU PRESS


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