Jテック・Cや助川電気が物色人気化、核融合発電の国家戦略改定で関心が向かう◇


 ジェイテックコーポレーション<3446.T>が続急伸。助川電気工業<7711.T>は反発し年初来高値を更新した。政府は4日、統合イノベーション戦略推進会議において、「フュージョンエネルギー・イノベーション戦略」を改定した。核融合発電に関する国家戦略であり、世界に先駆けた2030年代の発電実証を目指し、今後ロードマップの策定などを進める方針を示した。このほか核融合スタートアップのEX─Fusion(大阪府吹田市)が5日、シリーズAラウンドで総額約26億円の資金調達を実施したと発表している。30年代の発電実証については事前に報じられていた内容ではあるが、正式な戦略改定など好材料を踏まえ、EX─Fusionと技術提携するJテック・Cや、核融合関連での試験装置を手掛ける助川電気に物色の矛先が向かったようだ。核融合炉向けの黒鉛材料を製品群に持つ東洋炭素<5310.T>も堅調に推移している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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