4日の米株式市場の概況、NYダウ91ドル安 米経済指標が重荷


 4日の米株式市場では、NYダウが前日比91.90ドル安の4万2427.74ドルと5日ぶりに反落した。5月のADP全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を下回った。同月の米ISM非製造業景気指数も市場予想に反して低下し、好不況の境目である50を下回った。米国景気に対する慎重な見方が広がるなかで、主力株の一角が売りに押された。

 シェブロン<CVX>やベライゾン・コミュニケーションズ<VZ>、トラベラーズ<TRV>が軟調推移。ウェルズ・ファーゴ<WFC>が朝高後に下げに沈み、アサナ<ASAN>が大幅安となった。半面、メルク<MRK>やビザ<V>がしっかり。イーライ・リリー<LLY>やスポティファイ・テクノロジー<SPOT>が株価水準を切り上げ、ガイドワイア・ソフトウェア<GWRE>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は61.53ポイント高の1万9460.48と3日続伸した。メタ・プラットフォームズ<META>が買われアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が堅調。エヌビディア<NVDA>はプラス圏を維持し、ルメンタム・ホールディングス<LITE>が値を上げ、コアウィーブ<CRWV>やヘルスエクイティ<HQY>が大幅高となった。一方、テスラ<TSLA>が売られ、アップル<AAPL>が冴えない展開。パランティア・テクノロジーズ<PLTR>が値を下げ、クラウドストライク・ホールディングス<CRWD>が急落した。

出所:MINKABU PRESS


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