外為サマリー:142円50銭台まで軟化したあとの戻り鈍い


 5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=142円67銭前後と前日の午後5時時点に比べて1円40銭程度のドル安・円高となっている。

 4日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=142円77銭前後と前日に比べ1円20銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日に発表された米5月ADP雇用統計と米5月ISM非製造業景況感指数が低調だったことを受け、米長期金利の低下とともにドルが売られ一時142円61銭まで下押した。

 米景気の悪化懸念が強まるなか、この日の東京市場もドル売り・円買いが優勢となっている。ドル円相場は午前8時20分ごろに142円53銭まで軟化したあとは下げ渋っているが、トランプ米大統領が前日に米中首脳の電話会談が行われる可能性が低いことを示唆したこともあってドル買いは広がらず。この日に財務省が実施する30年債入札の結果次第で円買い・ドル売りが強まる可能性があることも戻りの鈍さにつながっているようだ。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1429ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=163円06銭前後と同1円00銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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