菱製鋼が急騰演じる、防衛関連物色の裾野広がり三菱重が大株主の銘柄に攻勢◇


 三菱製鋼<5632.T>が急騰、1510円台で収れんする5日・25日移動平均線を足場に大陽線を示現、9%高と値を飛ばし一気に1600円台に乗せてきた。自動車やトラック、建設機械のほか、デジタル家電向けに特殊鋼及び精密ばねなどを製造しており、素材から製品までワンストップで生産できる優位性を生かし、利益成長トレンドに突入している。ここ防衛関連株人気が波状的に続いており、物色の裾野も広がっている。特に旗艦銘柄である三菱重工業<7011.T>が大株主に入っている銘柄群に投資資金の攻勢が目立つ。そのなか、同社は三菱重工が6%超の株式を保有する実質筆頭株主で注目度が高まった。業績好調に加えPER8倍前後、PBR0.5倍台、配当利回りも5%近くあり、バリュー株の側面も評価され水準訂正狙いの買いを引き寄せている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS


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